少しと少々

絢が居間でゴロゴロしながら学校で配られた給食の献立表を見ていた。
すると、ちょっと不思議そうな顔をしながら「・・・をスコ・・・スコ・・・これなんて読むの?」と聞いてきた。
とある献立のレシピを見ていたようで、「それはショウショウと読むのだよ」と教えたところ、

「ショウショウ?『少し』じゃだめなの?」

と再質問。

「『少し』でもいいんだよ」と答えたものの、「少々」と「少し」の違いってなんだろう、という疑問が残った。

料理のレシピでは「塩少々」などと使う。「塩少し」、「塩を少し」だと違和感はあるけど、意味は同じ。この違いは恐らく慣れの問題。「スコシ」という音よりも「ショウショウ」の方が発音し易く、他に似た音も無いので誤解が少いということはありそう。

「だけ」や「ずつ」を付ける場合は「少し」を使う。
「塩を少しだけ」とは言うが「塩を少々だけ」とは言わない。
「水を少しずつ」とは言うが「水を少々ずつ」とは言わない。

また、人に待ってもらうときにかける言葉として「少々お待ちください」というものがある。
「少しお待ちください」、「少しだけお待ちください」でも意味は同じだけど、言い方によってはくだけたように聞こえたり、逆に冷たく聞こえたりもしそう。
「少々」の方が、安定して「丁寧な」言い方に聞こえる。

Google翻訳に聞いてみたら、どちらも「a little」だった。

・・・なんてことをつらつらと考えてみるも絢に説明できるでもなく。
日本語って難しいなと、あらためて思った次第。

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