カプトプリル負荷試験と経口食塩負荷試験

原発性アルドステロン症の確定診断を得るには、いくつかの検査が陽性であることを確認する必要がある。

よく使われるのは「カプトプリル負荷試験」。

血液中ホルモンであるところのアルドステロンとレニン。
アルドステロンの分泌を促すのがレニンの作用。
レニンは少いのにアルドステロンが多いままなのが原発性アルドステロン症の特徴。
アルドステロンが多いと体内にナトリウムが溜まり血圧が高くなる。
これが原発性アルドステロン症による高血圧の症状。

カプトプリル負荷試験では、レニンの分泌を促す薬を飲む。その後の採血結果でレニンの量が少い(正確にはアルドステロンとレニンの比を見る)と「陽性」となる。

検査は以下のような感じで実施。

  1. 朝、病院に行く。
  2. ベッドの上で30分安静にした後、1回目の採血。
  3. カプトプリルを服用。
  4. ベッドの上で1時間安静。
  5. 2回目の採血。

ホルモン検査の際の採血は安静時のものを取る必要があるので、安静にしている時間がなかなかに長い。本やスマホを見るのもダメとのことで、やることはただ一つ。

寝る。

検査の時間中は、ほぼ寝ているだけなので楽といえば楽であった。

もう一つの検査は「経口食塩負荷試験」。

意識的に塩を取得して、尿に排出されるナトリウム濃度の値を見る。

検査は以下のような感じで実施。

  • 検査の2日前から毎食後に1gの「塩」を飲む。
  • 検査日は朝から「蓄尿」をする。この日も塩は飲み続ける。
  • 蓄尿とは専用の容器に1日分の尿を採取していく、というもの。1回につき数mlほど。

蓄尿の容器を1日持ち歩かないといけないのが面倒だったが、慣れてしまえばそれほど手間でもない。それより何より「塩」を飲むのが辛かった。どうやってもしょっぱいし、食事の最後が塩でシメというのはとてもつらい。これなら苦い薬を飲む方がよっぽど楽だろう。3日で終って本当によかった。

検査結果は2週間後に報告を受けることに。

参考
小児慢性特定疾病情報センター – アルドステロン症

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