2003年12月15日
2003/12/15
先日の送別会をドタキャンした後輩が今日で退職。入社3年目ということで、プログラミングの仕事はあまりやらせることができなかったけど、
「製品テスト」については、類い稀な天性の才能を持った男だった。
ソフトウェアの不具合は、普通の人でも簡単に再現できるものは、実際に直すのも簡単。
一番キツいのは、100回やっても1回出るか出ないか、というような不具合だ。
現象を再現させるだけでも一苦労だから、直すのはもっと大変。
何度も何度も同じ操作を繰り返し、再現する条件を洗い出しながら、現象発生の確立を高めることが、
何よりも重要な事になる。
不思議なことに、彼にその作業をやらせると、いとも簡単に再現させてしまうのだ。
こちらで同じ手順で操作してもほとんど再現しないのに、である。
操作の微妙なタイミングによるものなのだろうけど、見ていると実に不思議。
他にも、普通の人が気がつかないような、細かいバグをたくさん見つけることに生きがいを感じるらしく、
製品の品質を向上させるのに、とても役に立っていたのだ。
元々プログラミングの技術を持っているわけではなく、デサイナー系の学校を卒業してきての入社だったので、
うちらとは感覚や発想が根本から異なっているのだろう。
退職後は、海外でデザイン系の仕事をするそうな。
せっかくなので「テストをするときの心構え」について、気が付いたことをまとめてもらうように頼んでおいた。
その、冒頭の一文。
◆ テスト時、不具合を見つける為に
不具合の発見を楽しむ。( 最重要! )
感覚的には、不具合発見==宝物発見。
不具合の発見を楽しむ。( 最重要! )
感覚的には、不具合発見==宝物発見。
テストしてもらうプログラマにしてみれば、こんちくしょうと思いたくなるような心構えだが、テスターとしては、
とても重要なことだと思う。テストは単調な作業の繰り返しだから、なかなかこういう気持ちにはなれないものだ。
惜しい。実に惜しい。
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