■ インフルエンザ攻防戦
予防接種を受けていても羅患するときはするのだな、とあらためて認識。
ここ数年、インフルエンザの脅威から逃れ続けていた我が家であったが、今年はまず玲が発症。
月曜の朝起きてきて「ちょっと熱がありそうな気がするなぁ」などと言いながら熱を計ると37度を超えている。
熱があれば学校休めてラッキー、くらいの気持ちで計っていた本人が一番驚いた様子。
まぁそれでもこういう時期でもあるし受験生もいるしということで医者に行ってみたところ、見事にA型の陽性。
インフルエンザの場合、発熱から5日間、または解熱してから3日間のうち遅い方を基準に出席停止となる。
月曜日に発熱したので、最速でも金曜日までは登校できないということになり、土日も合わせて9連休が確定した瞬間だった。
しかも水曜日は定期テストだったのに。これ以上無いというひどいタイミングでの発症となった。
発熱初日は本人はいたって元気。体調不良よりも学校を休めることに高揚していたが、2日目以降は熱も39度近くまであがり、
さすがにまいった様子。食欲も無くなり、一日寝ている事が多くなった。
しかしそんなシオシオした様子も木曜日にはすっかり無くなり、暇を持て余すようになった。
一日家にいるのと合わせて、他の家族との接触をできる限り防ぐため別部屋に隔離状態なので、とても暇な様子。
それでも重症化もしなかったし、なんとか乗り切った、かな。
と思ったその翌週の火曜日。今度は絢が発熱。
こちらもA型の陽性だったが、おそらく学校でもらってきたものだと思われる。
ほどなく絢のクラスは学級閉鎖となり、名実共に療養週間となった。
玲から引き続き親も交代で看病、となる予定だったが、絢とほぼ同じタイミングで母が発熱。
検査では陰性だったものの、39度を超える急な発熱など症状はインフルエンザっぽいもので、
二人の子供たちよりも、よっぽど辛そうな様子だった。
そんなこんなで2月はほぼ半月、インフルエンザ攻防戦を実施していた。
今のところ受験生である琉と、のほほんとしている父はうつらず、防ぎきれたという感触。
■ 入試一週間前
琉の高校入試まであと一週間となった。
これまでの努力の結果か「いつも通りやっていれば大丈夫」という位置にはいるものの、それが逆にプレッシャーになっている様子もある。
「いつも通り」を実践すべく、必死になって勉強する、ということもなく、決まった時間に起きて決まった時間に寝る、という生活を繰り返す。
風邪と怪我に気をつけて、適度な緊張感を持ちつつ、本番に向けて淡々と準備を進めている。
入試まであと一週間。発表はそこからさらに一週間ちょい。
前を向いて、上を目指して、たくさん悩み、自分で決めた「ベスト」を尽くしたのであれば、結果はついてくるものだと思う。