年越し/正月は家族で実家へ。
年始休みが短めであったり琉の冬期講習があったりと、今回の正月はややドタバタ気味に過ごすこととなった。それでも紅白見たり、年越しそば食べたり、お年玉あげたり、箱根駅伝見たり、昼間から酒飲んだり、正月らしいことをしていれば、正月気分を味わうには十分だ。
そして年越し料理にカニはかかせない。これを見るとお年取りだなぁという実感が湧く。
今年も大きいトラブル無く過ごせますように。
(小さいトラブルは受け入れて生きていきます)
長野市役所の隣にある長野市芸術館。旧長野市民会館の後を継ぐ多目的ホール。
今年の5月に開館して既に通常営業しているが、外壁や外構の工事はまだ継続中。市役所新庁舎と共に全体的な完成はもう少し先になる様子。
その芸術館の裏手にあたる所。荷物の搬入口や関係者用の駐車場と思われるものが作られているが、そこに最近おもしろいものが設置された。
市民会館に馴染みがある人なら、なんとなく見覚えがあるものだと思う。正面壁に使われていた、特徴的な飾り格子の一部だ。色ガラスが使われており、正面が西向きだった市民会館では、夕方の西日が当たる頃にカラフルで幻想的な光景が内部から見られたものだった。
長野市民会館は建築家佐藤武夫のデザインによるもので、老朽化などの理由により2011年3月に惜しまれつつ閉館となった。こういう形で長野市民会館の思い出が残されていくのは良いことだと思う。
原発性アルドステロン症の原因調査のためのCT検査を受診。
CT検査を受けるのは初めて。同意書を書いたり造影剤の注意事項を聞いたり、検査前は軽くドキドキ感を味わった。かみさんは経験があるので「造影剤が入ると体がアツくなるんだよ~」などとドキドキ感を煽ってくる。
検査の6時間前から食べ物は禁止。2時間前から3回に分けて水を300ml飲む。600mlの水を買って半分ずつ飲んだが、喉が乾いているわけでもないので意外とつらい。ただお腹は思った程すかなかった(水でタプタプしてたからか)。
検査自体は10分程で終了。造影剤投入時の感覚は独特なもので、血液がこんなにも早く体を循環しているのかと驚いた。そして噂通りアツい感覚があった。それよりなにより、造影剤投入時に腕が痛いこと。看護師さんの「痛いとこ無いですか~」の問いに「痛いです。はい、痛いです。」と即答したくらい痛かった。
そんなこんなで、検査後30分ほどで検査結果確認の診察。特に腫瘍らしきものは見当らずということで、手術治療はせず薬で治療する方針となった。
今飲んでいるアダラートがよく効いているようで、うまいこと血圧のコントロールができている(平均で110/75くらい)のでそれを継続し、加えて抗アルドステロン薬のセララが処方された。
手術で根治を目指す方が分かりやすい気がするけれど、手術しないに越したことは無いという気もする。いずれにしても、しばらくは長い目で見た治療になりそうだ。
オリンパスのXZ-1というコンデジを持っている。
いわゆる高級コンデジのジャンルに入るもので、入手したのは4~5年前。
開放F1.8な明るいレンズになかなかの解像感。
イメージセンサは今や少数派のCCD。
あまり寄ることはできず高感度にも弱いけど、晴れの日の撮影なら大得意。
そこそこの高級感によって満たされる所有欲、ほどほどのぶきっちょ感による愛着。なかなか可愛いヤツ。一眼レフのCanon 70Dの補佐として、とても活躍してくれていた
ところが、うっかり充電ケーブルを紛失してしまい、充電ができなくなってしまった。
カメラ側のコネクタがオリンパス独自のCB-USB8という規格(これが最大の欠点)なので、他のマイクロUSBなどのケーブルで代替もできない。
困ったなぁと思っていたところに、フジフィルムのタフネスコンデジXP90がセールされている店にでくわした。
XZ-1をスキーやキャンプに持っていったときに、濡れや汚れを気にしていたことを思い出し、セール中だったこともありさくっと入手した。2万円弱。
タフネスコンデジらしい使い勝手と、フジフィルムらしい無難な絵作り。タイムラプス動画を作れる機能があるなど、これはこれで満足な買い物だったのだけど。XZ-1によって満たされていた他の欲望が満たされるには至らず。
最近は、SONYのDSC-RX100(初代)が4万円弱といい感じに落ち着いてきたのに目が付く。機能やサイズ(特に厚さ)がXZ-1の欠点を補うもので、総合的に見てとっても魅力的。しかしXZ-1はまだ使える(少々ガタは来ているものの)。使えない理由は充電できないこと(ケーブルを無くしたので)。
というわけで、充電ケーブルが無いなら買えばいいじゃない、ということでひとまず買ってみた。(Amazonで550円)
これでコンデジ買いたい欲を抑えきることができるのか。挑戦してみる。
琉が先日受験した英検3級に合格。
合格したのはよいものの、受験当日はちょっとしたスッタモンダがあった。
試験会場は自宅から約40分であるが、
締め切り50分前まで余裕のパジャマ。
しかもその時点から昼食を食べ始めるという。
急いで出発して会場に到着したのは締め切り4分前。
というギリギリの状況の中、合格できたとのこと。
ほんとうによかったですね。
それはそれとして、英検の話を聞いた絢との会話。
絢:「リューゴニーニ、エイケン受けたんでしょ?」
父:「そうそう、英語のお勉強のやつね。」
絢:「エイケンがあるならビーケンもあるの?」
父:「いやいや、無いよ。エイケンのエイは英語の英だから」
絢:「そうでしょ?」
父:「えっ?」
絢:「えっ?」
父の頭の中:英検のエイは英語の『英』→だから『ビー』なんか無いよ
絢の頭の中:英検のエイは英語の『A』→だから『B』もあるのでは
それぞれの思わぬ勘違いに、二人で笑った。
二週間前に実施した原発性アルドステロン症の確定検査結果。
カプトプリル負荷試験 → 陽性
経口食塩負荷試験 → 陽性の値には達していないものの、他の検査の結果も鑑みると陽性と判断してもよい程度には高かった
という結果であった。
予想通り(?)原発性アルドステロン症の確定診断をいただいたので、次は治療方針を決めるために造影剤を使ってのCT検査となる。
どちらか片方の副腎に腫瘍がある → 手術での摘出を検討
両方の副腎で過形成が起きている → 薬で治療
といった感じ。
まだまだ先は長い。
原発性アルドステロン症の確定診断を得るには、いくつかの検査が陽性であることを確認する必要がある。
よく使われるのは「カプトプリル負荷試験」。
血液中ホルモンであるところのアルドステロンとレニン。
アルドステロンの分泌を促すのがレニンの作用。
レニンは少いのにアルドステロンが多いままなのが原発性アルドステロン症の特徴。
アルドステロンが多いと体内にナトリウムが溜まり血圧が高くなる。
これが原発性アルドステロン症による高血圧の症状。
カプトプリル負荷試験では、レニンの分泌を促す薬を飲む。その後の採血結果でレニンの量が少い(正確にはアルドステロンとレニンの比を見る)と「陽性」となる。
検査は以下のような感じで実施。
ホルモン検査の際の採血は安静時のものを取る必要があるので、安静にしている時間がなかなかに長い。本やスマホを見るのもダメとのことで、やることはただ一つ。
寝る。
検査の時間中は、ほぼ寝ているだけなので楽といえば楽であった。
もう一つの検査は「経口食塩負荷試験」。
意識的に塩を取得して、尿に排出されるナトリウム濃度の値を見る。
検査は以下のような感じで実施。
蓄尿の容器を1日持ち歩かないといけないのが面倒だったが、慣れてしまえばそれほど手間でもない。それより何より「塩」を飲むのが辛かった。どうやってもしょっぱいし、食事の最後が塩でシメというのはとてもつらい。これなら苦い薬を飲む方がよっぽど楽だろう。3日で終って本当によかった。
検査結果は2週間後に報告を受けることに。
先日の入院の原因となった急性心外膜炎の経過確認のため、お世話になった病院を再訪。入院中ずっと高血圧気味だったので、原因調査のための血液検査の結果も聞くことができた。
心外膜炎は特に再発の心配も無し。胸膜炎の併発も無し。
心電図の結果も元に戻った。
「元に戻った」
「正常になった」でなく。
これは同じ病院で人間ドックを受けていたので分かったことだが、元々心電図の結果にやや異常を示す傾向があり、それが今回の心外膜炎の影響でむしろ正常値の波形に近くなっていたらしい。心外膜炎の症状が収まった結果、(少し異常のある)元の状態に戻ったのだった。
ドック受けててよかった。ドック受けてた病院を紹介先にしてもらってよかった。
で、高血圧の原因調査の結果、言い渡されたのが「原発性アルドステロン症(の可能性あり)」、というもの。血液検査結果の「アルドステロン」と「レニン」の値の比(アルドステロン/レニン)が200を超えたら確定診断を受ける基準になるとのことだが、結果は「1160」。限りなく黒に近いグレー。
初耳な症状なので調べてみたところ、だいたいこんな感じ。
1.原発性アルドステロン症
【概要】
高血圧症の5%~10%をしめる病気です。若年から高齢者まで広く認められ、女性にやや多い病気です。アルドステロンは、ナトリウムの貯留により血圧を上げるホルモンで、大部分は副腎の片側の腺腫(良性腫瘍)で、一部が両側の副腎全体が大きくなる過形成から過剰に作られる病気です。
本態性高血圧患者に比べて、脳卒中や心房細動、左心室肥大など心血管系の合併症を高率に発症することも報告されています。最近ではアルドステロンが心血管系で局所産生され、直接心筋や血管などに作用して線維化を進めることも明らかになっています。
PAは臓器障害のリスクファクターとして認識され、早期の診断・適切な治療が必要です。
おだやかでないですね。
適切な検査と診断をしてくれた主治医に感謝。
今後はまず確定診断へ。